DXを推進する人材に最適な資格6選|DX人材に求められることも解説!

DXを推進する人材に最適な資格6選|DX人材に求められることも解説!

目次

最近よく耳にするDX。単語は知ってるけれど実際の概要がつかみきれていない…という人はまだまだ少なくありません。

現在DX人材は依然として不足しており、非常に深刻な問題となっています。そこでこの記事ではDXに関する基本的な知識と、DX人材の育成のためにおすすめの資格について解説します。

なお、「DXとは何か?」について体系的にチェックしたい方は、以下の記事でxDX編集長が詳しく3万字で解説しているので、ぜひ併せてご覧ください。

▶︎[編集長が3万字で解説]DXとは?注目の背景から行政/民間/生活者への影響、活用技術、推進のポイント、最新トレンドまでを体系的に解説

DX人材とは何か?

DX人材がどのような人材かを知る前に、まずそもそも、DXとは何か、DXがなぜ必要なのかについて掘り下げて解説します。

DXとは

DXは「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略です。

ビジネス環境が目まぐるしく変化する今の時代において、企業はどのようにデジタル技術を活用し、日々の業務を見直せるのか。DXとはつまり、企業が競争で優位になるように、製品やサービス、ビジネスモデルなどにデジタル技術を活用して変革をもたらしていくことです。

DXはなぜ必要なのか?

企業においてDXが必要なのは、デジタル技術を活用することによって生産性や業務効率が上がり、最終的に利益につながるからです。

社内におけるDXの推進のためには、DX推進能力のある人材育成が欠かせません。DX人材とは経済産業省の「DXガイドライン」を参考に説明すると、デジタル技術に知見が深く、それに伴ったデータの活用もできる人材、もしくは業務の中身を深く理解している人材、デジタル技術を活用することでどんなことができ、どのような恩恵を受けられるかを理解しており、DXを推進できる人材を指しています。

DX資格一覧

DX推進に必要な人材とは、ただ単にITに強い人材という意味ではありません。各事業部門における業務内容に精通しつつデジタルで何ができるかを理解していること、また社内のDXの取り組みをリードしてその実行を担っていく人材です。

各部門において必要なことを理解しながら、さらに企業全体の利益を考え効果的にDX推進をリードできる人材を確保することにより、企業はDX推進における利益を得ることが可能となるのです。

DX人材と一言で言っても多くの役割があります。また、DX人材として活躍するために持つべき知識やスキルも様々です。優秀なDX人材を育成していく上で、ターゲットを絞って資格を取得することは、社内のDX推進のニーズを確実に満たす上でも効果的です。

ここからは、DX人材を育成するために、おすすめの資格6選について解説をします。

AWS認定試験

「AWS Certification」 はクラウドの専門知識を検証するAmazonの公式認定資格です。クラウドサービスを社内で利用する際に、専門知識を持っていることを証明できます。また社内でのクラウドサービスを利用した事業の際に中心的な存在として活躍することが可能です。

専門知識認定資格では、主に5つの技術的な経験が必要とされます。「ネットワーク」「データ分析」「データベース」「機械学習」「セキュリティ」に関する技術的なAWSクラウドでの経験です。AWS認定資格の更新は3年ごとに行う必要があります。

プロジェクトマネージャー(PM)試験

「プロジェクトマネージャー(PM)試験」は、IPA(情報処理推進機構)が実施している国家資格の1つです。対象者は、システム開発プロジェクトの目標達成に向けて、プロジェクト全体の管理・実行に当たる人です。

この試験では、高度IT人材として専門分野を持ち、プロジェクトマネージャーとして予算・スケジュール・品質管理に関する知識への深い理解を得ることを目的にしています。

Python3エンジニア認定試験

「Python試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する民間資格です。

「Python3エンジニア認定基礎試験」では、Pythonの文法や基礎知識を習得しているかが問われます。この試験に合格することで、データ分析の基礎が身についていることを証明できるでしょう。

ITコーディネータ試験

ITコーディネータは、IT経営の実現を目指して経営者にアドバイスや支援を行う人材です。特定非営利活動法人「ITコーディネータ協会」が主催する「ITC試験」に合格し、かつ「ケース研修」を修了することで取得できます。

ITコーディネータは、経済産業省が推進している資格で、国家プロジェクトの一環となっています。IT関連の資格ではありますが、技術開発や導入自体が目的というわけではなく、企業の経営戦略を基本的な軸として、IT関連における戦略、資源調達、導入、活用、モニタリングのような一貫したIT投資のサポートに注力していくのが、ITコーディネータの大きな特徴です。

活躍できる場は、大手企業、官公庁、地方自治体のような大きな組織のほか、中堅企業、中小企業のような中小規模の組織など様々です。活躍できる業種も多種多様で、製造業、小売業、サービス業、病院、学校、農業法人など、ITの活用を通して経営の改善が期待される分野で能力を発揮できるでしょう。

基本情報技術者試験(FE)

システムエンジニアやプログラマーなど、ITエンジニアとしての基礎知識・活用能力が問われる試験です。

上位者の指導の下で、情報戦略に関しての予測・分析・評価を行える知知識・技能、システムの設計・開発・運用ができる知識・技能が求められます。

仕事の現場で必須のスキルが求められるため、IT技術者の登竜門とも言われています。

データベーススペシャリスト試験(DB)

「データベーススペシャリスト試験(DB)」は、データベースに関する技術を活用して、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守に対する技術支援を行う人が対象となっています。

基本情報技術者試験(FE)に対して、下位者を指導する知識レベルが求められるため、難易度が高い試験として知られています。

データベース管理者、インフラ系のエンジニアを目指す方におすすめの資格だと言えるでしょう。

これからのDX人材に求められること

最後にDX人材に求められるものを、マインド面を中心に見ていきます。

現状を把握する

IT化が急速に進み、日々ビジネスの形は目まぐるしく変わっています。そんな今、自社の現状を把握し、発展させるために何が必要であるかを自ら考え実行する力が求められています。特に、日本はDX後進国であると言われています。そのため、DX人材が率先して現状を把握し、経営陣と共に社内の課題を解決しながらDX推進を素早くリードしていくことが重要です。

課題解決方法を考える

課題や問題点をどのように解決していくか考える力も必要です。新しいビジネスモデルを確立させるために、各所と連携を取りながら、既存のモデルを抜本的に変えていくための効果的な解決策を提案していく能力が求められます。

周囲と協力する

DX人材に求められるのは、周囲を巻き込んで事業を推進していく力です。個人だけではなかなか大きな事業はできませんが、経営陣や社員の理解と協力を得ることで大きなビジネスモデルを実現できるようになります。DXに関する資格や机上の知識だけでなく、ときにチームを引っ張るリーダーシップや行動力も、非常に重要な資質であり、大事なスキルとなります。

DX人材の効率的な育成に資格取得がおすすめ

今後DX需要が高まっていく中で、社内にDX推進に必要とされる資格を持った人材を育成していくことは非常に重要です。これは企業の生き残りをかけた選択にもなるでしょう。

新しい技術の進歩に追いつくために、IT企業に関わらず、より多くの企業が今まで以上にDX人材を求めるようになっています。DXに関する資格は、そんな人材を育成する過程で大いに役立つでしょう。効果的にDX推進を行うためにも、ぜひ社内の状況やニーズに見合ったDX資格を見つけ、DX人材の育成に役立ててください。

文:xDX編集部 画像提供:Getty images, pixabay

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