世界中のフィンテックがつながる。World FinTech Festival Japan 2021がはじまる

世界中のフィンテックがつながる。World FinTech Festival Japan 2021がはじまる

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「あらゆるDXは金融から始まる」

一昔前に「FinTech(フィンテック )」と聞くと、メインバンクや地銀を中心とする金融機関におけるIT化をイメージしたものだが、ここ最近はどうやらそれにとどまらず、あらゆる業界へと浸透しつつある概念と言って、まず間違いないだろう。

それもそのはず。「埋込型金融」なんて表現がなされる通り、あらゆる商品・サービスに金融機能を実装できる技術が発達してきているわけだ。従来型のEC決済はもとより、ヘルスケアサービスや交通等の移動系サービス、農業や漁業といった一次産業領域のサービスなど、あらゆる領域においてモジュール化した金融機能が埋め込まれている事例が着々と増えている状況である。

もちろんこれは日本だけの話ではなく、諸外国においても顕著な動きとなっている。

この「金融機能の民主化」によって、世界ではどんな議論が展開されているのか。そんなグローバルアジェンダをじっくりと学べるイベントが、2021年11月11日(木)〜12日(金)にかけて、オンラインで開催される。

国内最大級のFinTechイベント「World FinTech Festival Japan 2021」(以下、WFFJ2021)だ。

こちらは、シンガポールで毎年開催されている世界最大級のFinTechイベント「Singapore FinTech Festival」を主流とするもので、今回は昨年に引き続き第二回目の開催となる。

そもそもSingapore FinTech Festivalとは、シンガポール金融管理局(Monetary Authority of Singapore)が、シンガポール銀行協会(The Association of Banks in Singapore)の協力の下で2016年より主催しているもので、毎年数万人がオンライン・オフラインで参加している。過去には、インドのナレンドラ・モディ首相やビル・ゲイツ氏、元IMF専務理事であるクリスティーヌ・ラガルド氏など、国際的に著名なメンバーがスピーチをしている。

World FinTech Festivalとはその派生イベントであり、世界中の複数都市で同時・並行開催されるものとなっている。ちなみに第一回目の開催となった2020年12月のイベントシリーズでは、全世界で6万人が参加し、合計160ヶ国から350万回オンライン視聴されたという。

WFFJ2021では、英語と日本語の両コンテンツを取り交ぜ、日本のフィンテックシーンの海外への紹介と、海外での最新状況の日本への紹介を行っていく。さらには、セッショントークとブース、およびネットワーキング全てに「無料」で参加できるという。

セッションについては、こちらのページでプログラムが公開されている。金融業界関係者(中曽宏氏、田代桂子氏、谷崎勝教氏、河合祐子氏、キャシー松井氏、村上由美子氏、松本大氏等)をはじめ、日銀・当局関係者(副島豊氏、三浦金融庁総合政策局参事官等)や各種スタートアップ企業、シンガポール金融通貨庁フィンテック最高責任者ソプネンドゥ・モハンティ氏、デジタルバンキングを加速するオランダBackbase創業者兼CEOヨーク・プレイター氏など、実に豪華な登壇メンバーとなっている。

《World FinTech Festival Japan 2021開催概要》

  • 形式:オンライン開催
  • 想定参加人数:6万人(グローバル全体)
  • 主催:So Inc.
  • 共催:一般社団法人Fintech協会
  • 後援:JETRO、在シンガポール日本大使館(予定)
  • メディアパートナー:日本経済新聞社、NIKKEI ASIA、KrASIA、36Kr Japan
  • Facebook・Twitter・LinkedIn:#WFFJapan
  • 参加登録(無料):https://wff2021.peatix.com/
  • 公式サイト:https://wff.jp/ja/

先述のとおり、今年は全WFFJ2021のセッションが無料で視聴可能となっており、併催予定のSingapore FinTech Festivalを視聴する場合のみ、有料チケット購入が必要となる。

DXにアンテナのある方ならば必見の『World FinTech Festival Japan 2021』。xDXは同イベントのメディアパートナーとして、複数セッションのレポートを配信する予定だ。

お楽しみに!

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