Classiq Technologiesがロールス・ロイスと共同で、新たな流体解析アルゴリズムの実装を行うことを発表

【2022年10月18日、イスラエル】 – 量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」)は、本日、ロールス・ロイスと共同で、新たな流体解析アルゴリズムの実装を行うことを発表しました。流体解析(CFD)は、流体や気体の現象に対する複雑な数値シミュレーションを扱い、多くの産業用途で利用されています。例えば、空気力学や熱力学の最適化など、高度な機器設計の改善のために重要な役割を担っています。今回の協業により、量子コンピュータと古典コンピュータの技術とを組み合わせ、双方の技術の長所を活かす狙いです。

線形方程式を解くHHLアルゴリズムは、CFDの古典コンピュータおよび量子コンピュータでのハイブリッド実装に利用することができます。非線形部分は古典ハードウェアによって、線形部分は量子ハードウェアによって、それぞれ解かれます。

Classiqは、線形問題の定義を量子回路に効率的に実装し、HHLアルゴリズム内の異なる量子関数に対して最適化された回路を生成します。また、ロールス・ロイスはClassiqのプラットフォームを活用し、HHLアルゴリズムに最適化された最先端の量子回路を開発します。

ロールス・ロイスの計算科学分野のフェローで、量子コンピューティング分野のテクニカル・リードを務めるLeigh Lapworthは、次のように述べています。

「Classiq は、当社の量子コンピューティングのロードマップの中で非常に重要な役割を担っており、今回の協業は大変喜ばしいことです。Classiqの独自のプラットフォームは、最適化と使いやすさの双方を提供しており、より高度なCFDモデルを実行しようとする際に不可欠なものです。当社のネット・ゼロ・カーボンの目標を達成するためには、設計シミュレーションの精度を高め、従来のスーパーコンピューティングの限界を超え続ける必要があります。量子コンピュータによってシミュレーションの実行時間が大幅に短縮される可能性は見過ごすべきではありません。Classiqとの協業によって私たちは、量子コンピュータ時代の到来の際に量子アドバンテージの恩恵を享受する体制を確保することができます」

Classiqの開発プラットフォームにより、ロールス・ロイスは、規模に応じた量子アルゴリズムの設計、最適化、解析が可能になります。これにより、航空宇宙と電力システムのリーダーであるロールス・ロイスは、ハードウェアに依存しない方法で、新しい流体解析アルゴリズムを実装することができるようになります。

Classiqの強力な合成エンジンは、ユーザーそれぞれのニーズを満たすために、潜在的な回路の膨大な設計空間を探索し、最先端の技術による最適化を提供します。これによりユーザーは、時間、量子ビット、量子ゲート、精度など、より多くのリソースを確保することができます。この機能レベルの探索は、機能モデルから回路を合成する場合にのみ可能であり、既存の量子コンピュータの解法とは根本的に異なるアプローチです。

量子コンピュータは、今後数年のうちに古典的なコンピュータと比較して計算速度がより向上すると予想されており、この新しいコンピューティング時代に備えて能力開発を行うことは重要なステップとなります。ロールス・ロイスは、Classiqのサポートのもとで、今日の、そして未来の量子コンピュータ向けに最適化された、ハードウェアに依存しないアルゴリズムの実装を進めています。

Classiqの戦略的パートナーシップを統括するShai Levは次のように述べています。

「Classiqは、ロールス・ロイスと共同で、産業界の重要な課題に対する高度な量子ソリューションを提供できることを光栄に思っています。Classiqのプラットフォームにより、Lapworth教授の専門家チームは、斬新なアルゴリズムアプローチを用いて最先端の成果を得ることができます」

ロールス・ロイスについて

ロールス・ロイスは、社会をつなぎ、動かし、守るための重要な動力のパイオニアです。2030年までに事業活動における温室効果ガスの排出量を正味ゼロにすることを約束しました。2020年には国連のRace to Zeroキャンペーンに参加し、事業を行う領域すべての製品を2050年までにネット・ゼロ対応とするための根本的役割を果たすべく取り組んでいます。ロールス・ロイスの顧客は150カ国にわたり、航空会社およびリース会社400社、160の防衛部隊、エネルギーおよび原子力部門の顧客は5,000社におよびます。2021年の実質売上高は109.5億ポンド、営業利益は4億1,400万ポンド、11.8億ポンドを研究開発費として投資しています。また、グローバルネットワークを通して28の大学研究センターを支援することでロールス・ロイスのエンジニアを科学研究の先端に位置づけます。ロールス・ロイス・ホールディングスは上場企業です(LSE: RR., ADR: RYCEY, LEI: 213800EC7997ZBLZJH69)。

Classiqについて

Classiqは量子コンピューティングソフトウェアのリーディングカンパニーで、量子ソフトウェアをより高いレベルへと進化させます。Classiqが特許を取得した量子ソフトウェアは、量子コンピュータやクラウドプロバイダー向けに、高レベルの機能モデルを最適化された量子回路に自動変換し、量子コンピューティングプログラムを立ち上げて加速させることを目指す企業を支援しています。Classiqのプラットフォームを利用することで、ユーザーは量子アセンブリのレベルでの作業を省き、他の方法では不可能な量子ソフトウェアを開発することができます。また、Classiqの機能的でディスクリプティブなアプローチにより、量子技術分野での経験が少ない人材でも容易に専門的なスキルアップを可能にするため、パフォーマンスの高い量子技術チームを組成することが可能です。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung、NTT、インテーザ・サンパオロなどの強力な投資家に支えられ、Classiqは2020年の設立以来6300万ドルを調達し、世界クラスの科学者とエンジニアのチームを作り、数十年の量子専門知識を画期的なソフトウェア開発プラットフォームに凝縮しています。Classiqは、来るべき量子コンピューティング革命を最大限に活用するために必要な支援を顧客に提供します。詳細については、LinkedIn、Twitter、YouTubeでClassiqをフォローするか、ウェブサイト( https://ja.classiq.io/ )をご覧ください。

引用元:PRTIMES

関連記事

  • ㍿エムケイシステムがクラウドストレージサービス「ShalomPost」のサービス提供を開始

  • ㍿トモヤが企業ユニフォームや学生服の申込・集計をサポートするユニフォームオーダー支援システム「TANQ」の本格的なサービス提供を開始

  • Aokumo㍿がAWSパートナー6社と共に「Cloud Native Builders Group」を設立

  • トクティー㍿がJTB旅連事業㍿と業務提携契約を締結

  • ㍿MatrixFlowがAI素材の流通基盤となるべく、MatrixFlowマーケットプレイスをリリース

  • ㍿いえらぶGROUPが㍿Tryellと連携し、Tryellが運営する「オンライン内見ポータル」との賃貸物件情報の連動を開始

News

  • ㍿トモヤが企業ユニフォームや学生服の申込・集計をサポートするユニフォームオーダー支援システム「TANQ」の本格的なサービス提供を開始

  • ㍿エムケイシステムがクラウドストレージサービス「ShalomPost」のサービス提供を開始

  • Aokumo㍿がAWSパートナー6社と共に「Cloud Native Builders Group」を設立

  • トクティー㍿がJTB旅連事業㍿と業務提携契約を締結

  • ㍿MatrixFlowがAI素材の流通基盤となるべく、MatrixFlowマーケットプレイスをリリース

FREE MAILMAGAZINEメルマガ登録

DXに特化した最新情報配信中